


歩道や車道に落ち葉が舞い散る季節になりました。みなさん如何お過ごしでしょうか?
我が家では今朝の寒さに負け、ファンヒーターの初出番でした

先日奈良県生駒市と大阪府東大阪市との県境に位置する古民家が生まれ変わったとの情報をきき取材に行って参りました


ここは標高455m別名
暗峠(くらがりとうげ)と呼ばれている、とても険しい
坂道を登る長閑な山道の道中でした。

担当者(松井)によりますと、こちら以前はお蕎麦屋さんだったようです。

今回築100年余りのこの古民家は、某塾の合宿所として大変身いたしました

代々受け継がれて来た良きものは、古いからという先入感を捨て、希少性が高いという魅力を充分活かされました。

室内外の建具や床は強度について対策を必要とする所を除き、現状維持をモットー改修工事を行いました。

立派な古材の柱、梁が主張された土間続の空間はまるで江戸時代の
寺子屋のようですね



室内の建具は担当大工(
匠の会飽田大工)が自ら京都の古道具屋まで出向き、
買い付けしてきました。
使い勝手の悪いところのみを独自の技術で、古きの良さを無くさない様に調整いたしました。

階段の手すりも古いテーブルの木材を加工し、

味のあるオンリーワンの仕上げになっております


小屋裏に続く階段を上ると



茅葺屋根の裏側にあたるこのスペース

『この口伝に春を知る事……』と気迫が込められた筆文字に沢山のビー玉が施され
受験勉強で硬くなった子ども達の心を和ませてくれそうです


他にも、子ども達が
ワクワク
しそうなものを見つけました



縁側の練炭かまど


お風呂屋さんのようなお風呂



懐かしく思わず微笑んでしまいそうな物たち

そして私も思わず
『何これー!』
と叫んでしまった手足のあるオブジェ


以前のオーナー様が自作で建てられた
秘密基地の様な小屋

大きな樹木が小屋を貫通するように生えていました。

もうすっかり秋、来年の夏、子供たちの賑やかな声が聞こえてくること間違いなしです

久しぶりのいくちゃんブログ

今回も最後まで読んで下さってありがとうございました

今回の古民家は、当社ホームページの特集でもご紹介致しますのでご覧になって頂けたら嬉しいです
スポンサーサイト